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特 長 |
サンプル中に混在するRNA,一本鎖DNA、タンパク質等の影響を受けず高感度に定量が可能です。 |
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用 途 |
このプロトコルはハイスループット・キャピラリーDNAシーケンサーにおけるシークエンス反応用DNAテンプレート(=鋳型)量の測定やDNA増幅法であるPCRのテンプレート量または増幅DNA量の測定などに広く利用されています。
PicoGreen® を用いたDNA定量法は、dsDNAを特異的に測定できますので、DNAシークエンスやPCRにおけるテンプレート量測定に適しています。
また、ハイスループット処理を実現できます。 |
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検出限界 | :250pg/ml |
直線範囲 | :0.25〜1,000ng/ml |
装置構成 | :MTP-650FA マイクロプレートリーダ |
試 薬 | :Molecular Probes社製 PicoGreen® dsDNA quantitation reagent *200-2000 assays* |
| :濃度既知のDNA溶液 | :検量線用 |
| :TE buffer | :試薬、サンプル希釈用 |
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分析手順 |
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1.試薬、サンプルの調製 |
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| (a) PicoGreen®溶液の調製 |
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| ・ | 原液をTEで200倍に希釈し、必要量(100μl/ウェル)を調製する。 |
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| | ※希釈後の溶液は、アルミホイル等で遮光する。 |
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| (b)検量線用標準DNAの調製 |
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| ・ | 濃度既知のDNA溶液をTEで希釈し、標準DNAを調製。 |
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| (c) サンプルDNAの希釈 |
| ・ | 必要に応じサンプルDNAをTEで希釈。 |
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